○伊藤孝恵君 テレワーク、本当にこれはパラダイムシフトを起こす大事なものだというふうに思いますし、私が実際、テレスタディーと、子供たちの勉強とテレワークというのがこの首都圏の狭い住環境の中で両立しないということを味わった人たちからすると、テレワークというのも一つの働き方の選択肢になっていくんだというふうに思いますが、でも、やっぱりそれだけじゃ移住の動機にならない、プラスアルファで強い強い動機というのが
伊藤孝恵
そして、今回の新型コロナウイルスの感染対策のところでも、全国一斉休校の要請がありましたけれども、もちろん企業のテレワークもそうですし、やはりそのテレスタディーといいますか、学校を離れたところでICTを通じて授業ができる、勉強ができるというのもやはり必要性を非常に感じる次第であります。
安達澄
そういった中で、アメリカでは既にテレスタディーというのをやっている。今、既に中国にはもう日本は追い越されている。
これ、私、すごく大問題だと思っているのは、今回の一斉休校という異常事態の中で、デジタル化の取組、これがこの違いによって教育の質と量に大きな差が生まれてしまったんじゃないかなというふうに思うんですね。
高木かおり
ただ、足下見てみると、我々の日本のデジタル化政策は大変寒いところがありまして、例えばテレスタディーと、随分議論はされてきました。いわゆるパソコンを子供たちに一台ずつ配るような議論はしてきましたけれども、ただ、残念ながら、授業はいまだリアルタイムでなければテレスタディーを認めないと、こういうことであります。
山田太郎
さっきも、先ほど申し上げた学級閉鎖なんか、私は八年前に論文書きまして、そこで、学校の休業が長期になった場合は、アメリカ等ではテレスタディー、テレラーニングですね、そういうものを考えているんだというのを書いたんですけれども、それから以降、そういう議論はないのですね。日本では全然進んでいない。報道を見ていたら、中国に追い越されているという感じですね。中国はテレスタディーをちゃんとやっていると。
川本哲郎
つまり、若い人たちは時間があるので、それで繁華街行くとかカラオケ行くとかというふうになっているんだから、さっき申し上げたようなテレスタディーを行うとか、あるいはそれ以外の彼らのストレス発散、だから、カラオケにも行くな、ライブハウスにも行くな、家にずっと閉じこもっておけというのはやっぱり無理だろうと思いますね。
川本哲郎